パレットおおさき 大崎生涯学習センター

2011年にアンドロメダ銀河M31に発見した新星について

記事番号: 3-74

公開日 2025年11月06日

更新日 2026年01月14日

大崎生涯学習センターは、さんかく座銀河の新星に続き、2011年1月7日夜に新星を発見しました。
発見した新天体は、秋の星座「アンドロメダ座」に位置する渦巻き型の銀河・M31(アンドロメダ大銀河)に出現した新星です。

アンドロメダ銀河M31の新星「M31N2011-01a」の写真
(左)2010年12月10日。出現前画像19.5等以下で見えない。
(右)1月7日の発見画像。新たな天体の姿が、線の交点にかすかに見える。

 この天体は、発見者であるセンター職員が発見当夜のうちに国際天文学連合(IAU)天文電報中央局に「新星らしき天体」として通報するとともに、国内の天体観測者に確認観測の依頼を行いました。これを受け仙台、埼玉の観測者によって、天体の存在が確認されました。 
 この天体は、大崎のほかに九州や中国、チェコの天文台でもそれぞれ独立して発見されていました。そして、京都産業大学の神山天文台の1.3-m荒木望遠鏡でスペクトル観測が行われ、爆発膨張速度1300km毎秒、極大期近くの「鉄タイプ」の新星であることが判明しました。これを受けて、IAUはこの天体を「新星」と認定、銀河M31の新星「M31N2011-01a」と命名し、1月11日付け国際天文学連合中央天文電報局電子回報(CBET2631)で公表しました。

 大崎生涯学習センターにおける新天体の発見は2010年12月17日のさんかく座銀河M33の新星に続き2例目です。

明るかった今回の新星

 発見当初は18等台で非常に暗い天体ですが、その後発見4日後には15等まで明るくなりました。今回の新星は、数年に一度の最も明るさになりました。

出現前と発見4日後の比較写真

M31の新星は、これまで数多く発見されており、2026年現在も毎年数十個発見されています。

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