大崎地域広域行政事務組合(以下「組合」という。)は,平成17年4月の組合統合と同時に斎場使用料を統一し,旧市町・旧組合管内の5斎場を移管した。各斎場は建築年度の違いなどにより,建物や設備に起因するそれぞれの課題を抱えており,特に老朽化した施設は維持管理費の増加,駐車場の狭隘や待合室の不足などの施設利用上の問題,火葬炉の処理能力による設備上の問題があります。
管内の地理的状況を踏まえ,古川斎場・松山斎場。涌谷斎場を東部エリア,加美斎場・玉造斎場を西部エリアとし,東部エリアの古川斎場・松山斎場を令和8年度目標に統合します。
涌谷斎場は耐用年数まで期間があり,待合室の増設などの長寿命化対策を実施するため,今後15年程度の使用が期待出来ます。なお,統廃合を視野に入れた更新は将来とし,整備時期等は令和10年度策定の新たな斎場基本計画で検討します。
組合では,これらの課題解決を図り,利用者の利便性向上と斎場経営の効率化を進めるため,東部エリアの古川斎場・松山斎場を統合した新たな斎場施設の整備を実施することになりました。 |